Stap 9: 模倣スケッチで回すブラシレス・モータ
ここでは最初の hoe の話をします。
前ステップで紹介したinstructablesの記事では、Arduinoでブラシレス・モータを回しています。 その際、eLABZさんの記事のプログラム (スケッチ) を使っています。 後者の記事は、DVDドライブのブラシレス・モータを転用して、「ストロボスコープ (Stroboscoop) 」を作るものです。
私が見た限り、Arduinoでブラシレス・モータを回す情報が一通り揃っていたのは、eLABZさんのこの記事だけでした (*) 。 なお、この記事は全部で3つのパートで出来ています。 (* ミニマムの情報を載せた別の動画を先日見つけました)
この内「2.」では、Arduinoでブラシレス・モータを回すプログラム (スケッチ) を2つ紹介しています。 記事の説明によると、要は、三相モータにつながる3つの線に、位相が120度ずれた交流電圧をそれぞれ印加すればよい、というものでした。 それで試したところ、実にあっけなく回りました。 (下の開発動画(5)参照)
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■開発動画(5):Arduinoによる三相ブラシレス・モータの駆動(矩形波による)
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この工作で用意するのは三相のブラシレス・モータです。 たぶんモータから3本の線が延びていると思います。 これらの線とArduinoの #9、 #10、 #11ピンをまずは順不同につないでください。
次に、本ステップ末尾の2つのpdfファイルをパソコンにダウンロードして開いた後、いずれかの内容をコピーしてArduinoにアップロードしてください。 これらのスケッチは、eLABZさんのスケッチを基に書き直したものです。 なお場合によっては、コピーの際にミスプリが生じるかもしれないので、適当に修正してください。
ジンバル用の低回転型モータであれば、アップロード後にすぐ回り始めると思います。 一方、ラジコン用の高回転型モータを使う場合、Arduinoのデジタル・ピンでは力不足かもしれません。 この場合、ドライバICと外部の電池で給電してください。 (下の開発動画(6)の後半参照)
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■開発動画(6):Arduinoによる三相ブラシレス・モータの駆動(ドライバIC使用、正弦波による)