Stap 15: 3軸ブラシレス・ジンバルの実用化
2軸ジンバルの作成の際に生じた2つの問題は、対症的な措置で取り敢えず悪影響を軽減できました (その概要は最後のステップで説明します) 。
そこで、電装部品を自作のシールドに移し、新たにパン(左右の動き) を制御するモータを追加しました。 そして、意図的なパンを許容できるようにプログラムを修正し、幾つかのパラメータを調整しました。 これにより、ほぼ実用レベルのパフォーマンスを備えた3軸ブラシレス・ジンバルが完成しました。 (開発動画(15)参照)
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■開発動画 (15): 3軸ブラシレス・ジンバルの動作確認
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上の動画は、このジンバルにカメラを載せて、鏡の前で撮影したものです。 これにより、外から見たジンバルの動きと、ジンバル上のカメラの撮影映像を同時に確認できます。 この開発動画(15)と前ステップの開発動画(14)を比べると、ロールの補正が大幅に改善されていることが分かります。 そこで、完成したジンバルを屋外に持ち出して、そのパフォーマンスを見てみることにしました。