Stap 16: 3軸ブラシレス・ジンバルを用いた屋外撮影
屋外に持ち出して撮影すると、屋内のテストでは分からなかった問題も見えてきます。 そこで、動画を撮影しながら、改めてパラメータの調整を行いました。 調整中の動画は、下の開発動画(16)にまとめています。 なお、ジンバルは角度の補正装置です。 このため、歩行に伴うカメラの上下動 (角度変化を伴わない位置の移動) は補正の対象外である点にご注意ください。
:
■開発動画 (16): パラメータ調整のための屋外撮影
:
パラメータの調整で一番苦労したのは、やはりロールの補正でした。 上の動画で「遠景の水平線」の動きを見ると、角度の安定性に違いがあることが分かります。 下の開発動画(17)もパラメータ調整時の撮影です。 この動画は比較的シンプルな構図で、電池切れの状態も写っているので、ジンバルの性能を見るには良いかと思います。
:
■開発動画(17):パラメータ調整のための屋外撮影(前方撮影/後方撮影)
:
最後に、パラメータの調整が比較的進んだ段階の動画を幾つか紹介します。 すぐ下の確認動画(1)は、意図的なパンを多用しており、その効果を確認できます。 次の確認動画(2)は、長い階段の上り下りを未編集で収めています。 その下の確認動画(3)~(6)も、撮影の条件等をいろいろ変えているので、ここで紹介したジンバルのパフォーマンスを知るのに参考になると思います。
:
■確認動画(1):意図的なパンの効果(約540度回転)
:
■確認動画(2):丘の階段の上りと下り(駆け足~速足:未編集版)
:
■確認動画(3):公園の散歩(人と風景)
:
■確認動画 (4): 足場の悪い林の道
:
■確認動画 (5): ジンバルの起動から停止までの未編集動画
:
■確認動画 (6): ロー・アングル