Stap 7: ブラシレス・ジンバルの自作例(1)
前ステップの試行により、サーボ・モータは機敏な加減速が得意でなく、カメラ用のジンバルには不向きと判断しました。 そこで代替策として、ブラシレス・モータの利用を考えました。
ただし、それまでブラシレス・モータを見たことがなかったので、まずはwebで工作の事例を調べました。 その結果、主にラジコンの分野で、関係する記事や動画を相当数見つけることができました。 それによると、この分野では、ESC(elektronische snelheidsregelaar) と呼ばれる専用機材を使ってブラシレス・モータを制御するのが一般的なようです。
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一方、ブラシレス・モータを使ったカメラ用のジンバルの自作例も、数は多くないですがいくつか見かけました。 例えば下記の記事や動画です。 みな素晴らしい工作ですが、これらも専用のボード(おそらく市販品)を使ってモータを制御しているようです。
- 「怪しげなラジコンヘリの記録」 (著者はステップ4で紹介したMOMOKOさんです)
- hachikazuyaさんの動画(その後も精力的に開発されているようです)
- Katsu toshiさんの動画
冒頭のイントロで述べたように、今回の工作は、特殊な部品は使わない方針です。 このため、全ての制御はArduinoだけで行うつもりです。 しかしwebで見る限り、Arduinoでブラシレス・モータを直接制御する実用的な工作はほとんど見当たりませんでした (*) 。
それらしいタイトルの動画をwebで見つけたのですが、これもESCを使うものでした。 (*)